国際線発着調整事務局

    空港には、施設上の能力、騒音上の制約、管制上の能力を考慮し、航空機の安全運航、定時運航等を確保する観点から、下記のようなさまざまな規制があります。コｰディネｰタｰは、この空港の規制値内に収めるように、航空会社の要望を細かく調整していきます。

1. 空港の物理的規制
   • 滑走路 (滑走路長、荷重制限)
   • 誘導路 (高速脱出誘導路の有無、配置、数)
   • 駐機場 (駐機スポット数(対応機材)、旅客タｰミナル用、貨物タｰミナル用、夜間駐機用、滞在時間)
   • 旅客タｰミナル (施設内の旅客流量(チェックインカウンタｰ等)、手荷物処理能力、税関・出入国・検疫の審査ブｰス)
2. 空港周辺の環境規制
   • 早朝、深夜の飛行禁止 (Curfew:カｰフュｰ)
   • 騒音規制 (発着回数で制限)
3. 航空管制上の物理的規制
   • 空域 (航空路、進入経路、出発経路、制限空域)
   • 管制 (飛行場管制、タｰミナルレｰダｰ管制(航空機間の安全間隔)、進入・出発方式)

1. 空港の物理的規制
   • 一日発着枠、週間発着枠
   • 大型機用スポット、中型・小型機用スポット、貨物機用スポット、ナイトステイ・スポット
   • 1時間当りの到着機数、出発機数(タｰミナル容量)
2. 空港周辺の環境規制
   • 夜間23時から早朝6時まで離着陸禁止
   • 運航機数制限(深夜、早朝)
3. 航空管制上の物理的規制
   • 5分当りの離陸機数、着陸機数
   • 15分当りの離陸機数、着陸機数
   • 30分当りの離陸機数、着陸機数
   • 1時間当りの離陸機数、着陸機数
   • 方面別出発機数、到着機数