国際線発着調整事務局(JSC)は、一般財団法人日本航空協会の下で、成田国際空港、東京国際空港(羽田)、関西国際空港、新千歳空港、福岡空港に乗り入れている本邦及び外国航空会社のスケジュールを中立性、公正性、透明性を確保しながら調整する機関であります。当事務局は、航空会社、空港会社にも属さない一般財団法人日本航空協会の中に存在することで、独立性を担保しています。
このホームページにおいては、業務の概要のみを掲載しており、実際の発着調整業務に関するデータは、総て英文ホームページにおいて提供されます。(https://www.schedule-coordination.jp)
WASGは、Worldwide Airport Slot Guidelinesの略称で、発着調整業務に関する政策的事項、原理原則、調整過程等を規定しています。航空会社、発着調整事務局は、この国際基準であるWASGに従い、業務を実施しています。このWASGの中では、空港の混雑レベルの規定、発着調整事務局の役割、航空会社の役割、発着調整業務における優先順位等が規定されています。
WASGは、IATA、ACI (Airport Council International)、WWACG (Worldwide Airport Coordinators Group)により、開発・維持管理されています。
>>>>>詳細は右記を参考(https://www.iata.org/en/policy/slots/slot-guidelines/)
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IATAスロット会議 (SC)
スロット会議とは、IATAが年2回主宰する航空会社と発着調整事務局が直接的に面談し、スケジュール調整を実施する会議であります。この会議には、250を超える航空会社、80を超える発着調整事務局が参加し、参加延べ人数が1,200人にも達する大きな会議です。この会議の目的は、航空会社の希望するスロットに最も近づけるように調整を行うことであります。
第154回SC:2024年冬ダイヤを調整する目的で、2024年6月11日~13日の間コロンビア ボゴタに於いて開催されました。
>>>>>詳細は右記を参照(https://www.iata.org/en/events/all/sc154/)
第155回SC:2025年夏ダイヤを調整する目的で、2024年11月19日~22日の間シンガポールに於いて開催されます。
>>>>>詳細は右記を参照(https://www.iata.org/en/events/all/sc155/)